映画の感想
本日、感想を書くのは
・ショート・ターム12
・ライフ・アフター・ベス
・Mommy
・博士と彼女のセオリー
ネタバレ含みます&感想少ないと思います。
思ったことを書きます!
□ショート・ターム12
こちらはずーっと見たかった映画!
色々なところで評判になっていて、賞などもたくさんとっている映画なのですが、本当に素晴らしかったです。
今までたくさんのものに"素晴らしい"、"最高"と言ってきたから、この映画に対しての"素晴らしい"が、陳腐なものになってしまわないか後悔するくらいに素晴らしかったです。(笑)
物語の主人公はグレイスという女性なのですが、この映画に出てくる人物 全てに物語があって、だけどそれを濃くしすぎず、表面的にもせず、関わり合いがものすごく繊細に描かれていました。
心に傷を負った子供たちの一時保護施設で働くグレイスと、彼氏、そしてそこにいる子供たちと物語は進んでいくのですが、ここだけ聞くとものすごく暗い映画に見えるけれど、人が生きてることって美しいんだなぁとこの映画で気付かされます。
みんなの心の中に、それぞれの痛みや傷や渇きがあって、だけど外では絶えずに変化がある。
人や、物や、空気がスパイスとなって、その中で着いていけない心と、飛び出していく勇気が合わさったとき、また1つ乗り越えられるんだと思います。
私は…、後で書くかもしれないけれど、一時期とても辛い環境で生きていて、だからこそ辛い人の気持ちがわかる。
それって本当に素敵なことで、だから誰かを助けられる時だってある。そのときに自分自身のことも一緒に助けられることもあるんだと思いました。
1番は、そんな苦しいこと経験したくなかったってやっぱり思う。なんで自分なの?って思う。
だけど、遠くから見たら、良いことになるかもしれないから。
全てを含めて笑えて、泣いて、これが自分の人生だった、だからあなたと出会えた、幸せだっった。って終わっていく人生がいい。
チャップリンの名言で大好きなものがあって、
人生は近くで見ると悲劇だか、だから私は、映画がすき。
遠くから見ると喜劇だ
私の人生の辛いときも悲しいときも怖いときも、きっと遠くからみたら誰かが笑うかもしれない、いや、笑われるような人生を作ろう。と思えるから。
こんなに泣いた映画は初めてかもしれないw
なのに悲しい涙じゃなくて心地のいい涙で、たくさん笑って、泣いて、最後は泣き笑いするっていう本当に最高の映画でした。
一生忘れられないくらいの傑作!
世界中で色あせずに名作として残って欲しい!
□ライフ・アフター・ベス
こちらはですね、私が最近だいっすきになった、デイン・デハーンという俳優さんが主演しているから見た映画です♡はい、ただのミーハーです♡笑
ホラー・ラブ・コメディーなのですが、本当に恐ろしいし面白い(笑)
デインはもちろんいい。
しかし更にいいのがゾンビとなって蘇ってきた死んだ彼女、ベス(笑)
もう本当に演技が上手すぎて、ベスが最高にキュートで恐ろしくて、笑えました(笑)
内容もまぁいいのです。
死んだ彼女に対して、後悔と愛だけが残った彼氏が、いざ蘇った彼女を一生愛せるのか?
彼女はゾンビとしてどんどんと醜い心、醜い容姿に変わっていき、次第に心も離れていく彼氏。
何が彼女にとって最良か、するべきことをしなければならないという究極の愛が問われる感動のラスト!!(ふざけてます)
怖いのとグロいのとエロいのが苦手な方は見ないほうがいいかもしれませんが、それらが大好きで、更に笑いたいのであればこちらとってもオススメです!!
デインも最高にかっこいいしね!!←
デインの助手席にも乗れるし、ラッブラブ♡デレデレ♡なデインも見れるし、おどおど引き気味なかわいいデインも見れます!!
DVD買おうかと思うくらい本当にデインいい…、
□Mommy
こちらはグザヴィエ・ドラン監督の映画!
なんとなーく、タイトルと、DVDのパッケージと、受賞した賞の名高さから借りて見てみた映画。
たくさんの賞を取っているのが納得できる作品でした。
今27歳の監督が、25歳の時に作った映画だそうですが、撮影の手法などが今までにありそうでなかった独特な表現力で、天才なのか努力なのか…本当に羨ましいです。
まずスクリーンがずっと1:1の形のままなのですが、1:1のスクエア型の方が、より人 ひとりに対してすごく寄っていて、そして周りや背景が写りこまないため、表情・感情・迫力が伝わってきて「うわぁ…」となりました。
しかしこの1:1が全画面に変わる時があり、その瞬間も好きだし、全画面になる意味がある、そんな特別なシーンに思えました。
迫力という点では、障害者の息子と母、そして隣人…と話が進むにつれて増していく感じで、狂気的な場面も合って、自分のトラウマと過去と重なる部分があって見るのが辛かったですw
いつもは可愛くて大好きな息子だけれど、一度切れたら本当に殺されるんじゃないかくらいまで手が付けられなくなる、そんな生活の中で幸せを見つけて行くのですが、ラストは障害者をどうするのかという点で考えさせられるものでした。
内容はフィクションなので、どう捉えるかは人それぞれだとは思いますが、障害者の息子への愛という物が痛々しくもあり、美しくて、目が離せない展開にもドキドキしました。いろんな意味で本当にドキドキしました。(笑)
余談ですが、違う映画を見ていた時に流れた予告編で、「グザヴィエ・ドラン監督っぽいな〜」と思った映画が、数年前にドラン監督が作った映画でびっくりしました(笑)
ちょっと気になったので調べてみると、アデルの"Hello"という曲のPVを手掛けた監督もドラン監督で、PVも独特で印象に残っていたので、だからあんな映画みたいだったのか〜と納得しました。
今後もグザヴィエ・ドラン監督の映画、少し気になるなぁと思います。
□博士と彼女のセオリー
こちらは見るの2回目だったのですが、間が開いてから見ると、また感じることが深くなって感動しました。
こちらも、主演のエディ・レッドメインという俳優さんを「Les Misérables」を見て好きになり、それでみた映画だったのですが、彼の凄さはなんといっても演技力。凄すぎるとしか言えない。
身体中の随意筋は全て動かなくなり、喋ること、歩くこと、そして最後は呼吸をすることが出来なくなり、余命はすごく短く、治療法のない病気です。
普通の健全な人間が、あそこまでALSを表現できるの?というくらい。
そして彼を支える周りの人たちの気持ちなどが繊細に描かれていて、特に妻であるジェーンが素晴らしかったです。
最初、ホーキングと出会った頃の彼女は、すごく可愛らしくて女性っぽいのですが、だんだんと顔はいつも険しくなっていく。その中で可愛らしさが戻る瞬間だったり、妻として、女性としての葛藤が描かれていて、こちらもすごい演技力でした。
この映画自体、元妻であるジェーンが執筆した本を元にして制作された映画で、だから女性目線でも楽しめる映画となっているのかなと思いました。
総括して言いたいことは、
とにかく今夜放送される「アメイジング・スパイダーマン2」を見て!ということです。
笑笑
日本の映画ももちろん好きなのですが、洋画の方が好きなので洋画ばっかりの紹介になっちゃいましたね(笑)
最後にエディの最近の出演映画情報!
最近公開された「リリーのすべて」という、世界で初めて性転換手術を行った男性役をエディ・レッドメインが演じています。こちらも早く見に行きたい…。
そして今後公開される「ファンタスティックビースト」ってゆう(日本のタイトルど忘れ…)、ハリー・ポッターの世界の続編というか、また全くの別のお話の主人公をエディ・レッドメインが演じていますので!こちらも楽しみ!!映画情報誌の表紙をビースト先生なエディが飾ってて最高!!!
これはエディ小さい…(笑)
とにかくエディ・レッドメインは演技力が素晴らしいので、彼が出ているのならハズレはないかなと思っております(笑)
ぜひ今回紹介した映画はたくさんの方に見てほしいなぁと思います(〃^ー^〃)!
特に「ショートターム12」と「博士と彼女のセオリー」は見ていただきたいです✨
でわ!
今夜のスパイダーマンが最高に楽しみだ…!