ピンクとグレー 映画鑑賞
2月16日に映画〈ピンクとグレー〉を見てきました〜(◦´꒳`◦)
やっと見れた!!という感じ(笑)
何度も何度も予定組んじゃあパァになり…だったので、見れてよかった( ; ; )
映画を観終わって、色んな感想が湧いてくる中で思ったのは、行定さん(監督さん)すげぇ…。でした(笑)
映画2本見た気分になった(笑)
小説をうまく使って、ここまで別物にできるってすごいなと思ったし、演技面でも、裕翔くんの表情だけですごい泣いた場面もあって、裕翔くんの俳優としてのすごさにも感動させられました。
それは行定さんが、裕翔くんのままでいいよって演技の面で言ってたからなのかなぁと。だからすごくリアルだった。
演じてる人が、更に演じている、その中でオフを演じなきゃいけない部分と、そうじゃない部分、自分が誰なのか、この人が誰でどんな関係なのか、それが伝えられるのがすごいなって。
でも、小説を読んでた方が理解は深いなと思いました。
気持ちの移り変わりなどは小説の方がもっとわかりやすく書かれていたので、読んでから観てよかったなぁと私は思いました。
結構難しい映画だったので。
でも私は小説をキャスト発表があったあとに読んでしまったため、どうしても裕翔くんと将暉くんで読んでしまった所があり、小説をもう一回読みたい!と思いました。
あれ?いや違うか、いや、結局りばちゃんがあれだから…あ、そっか、ごっちはあの顔の濃いい俳優さん(おい)だから…将暉くんがあれで…んー?
わけわからん( ^ω^ )
もうほんと、ピンクとグレーという小説をも巻き込んで映画が作り上げられていたので、現実がわからなくなる…!笑
最初に言った通り、「映画を2本見せられた」んだなぁと思う。
オープニングで私は泣きました。
この映画の作りすごいって。
でもその裏にあのグレーさがあるわけで、私はいつも綺麗に作り上げられたものをみて涙を流しているのか、ということを映画を全部見終わってから1番考えさせられました。
「本当の私ってなに?自分ですらわからないのに、誰がわかるっていうの。」
本当にそのとおり。
小説を読んだ時、「これは姉弟の話か」と思った。それは映画の中でも取り上げられていたけれど、人の生き方はそれぞれ。
白木蓮吾のことは誰にもわからない、だからこそ死があって、死を通して語られた白木蓮吾がいた。
それが嘘だとしても、それを信じて感動して涙を流すなら、それでよかったのか?
私は、大衆に向かって演じられる美談を、夢見ているだけのバカでいたいと思った。
じゃないと実際に会えない人をずっと好きで想い続けるなんて、本当は不可能な話なのかもしれない。
映画を見た後、私はごっちと同じくらいりばちゃんがわからないなと感じた。
嫉妬や妬みや好きという感情、入り混じったようなりばちゃん。
だけどりばちゃんの望みは結局なんなんだ?
白木蓮吾になることではない、んだと思う。
だけど何がしたいのか、どこへ向かっているのか、りばちゃんってなんなんだ?
白木蓮吾は謎な人物だったけれど、りばちゃんもそれに匹敵するくらいの謎な人だと思って。
この映画をみて、「人のことは絶対にわからないもの」だってことがわかった。
りばちゃんはごっちがわからないし、私はごっちもりばちゃんもわからない。
そういうものだし、それでいいんだろうな、って。
映画は、すっきりしない終わり方だ、と言われているようだけれど、わからないからこそいいのかも。
誰にも理解できない、からいいのかなと。
映画の終わりに発せられた言葉(笑)
それが全てを表しているような(笑)
私もでっかい声で言いたくなったわ!!ww
なんでこの映画見たんだよ〜!ww
あー、久々に映画をみて、楽しかった。
見たこともない映画だった。
ありがとうございます、とってもしょうもなかったです(褒め言葉)。